EviSmart社が「2026年グローバル歯科技工所業界レポート」の概要を公開しました。世界的な技工士不足とコスト上昇が続くなか、収益性を保っているラボに共通する傾向が示されています。

レポートによると、多くの地域で高齢化した労働力、新規技工士の減少、賃金上昇圧力という構造的な課題があり、材料費・労働費・納期への期待が同時に高まっているといいます。

注目すべきは、成功しているラボの共通点として挙げられているのが「より高速なミリング機や3Dプリンターへの投資」ではなく、「運用自体の自動化」だという点です。具体的には、デジタル受付の自動化、リアルタイムでの案件可視化、早い段階での品質管理(QC)といった取り組みが紹介されています。

「AIを活用したCAD自動設計」「クラウド受発注管理システム」といった紹介のされ方をすることもありますが、今回参照できたレポート概要のページには、そこまで具体的な記載は見当たりませんでした。詳細は同社が案内しているフルレポートのダウンロードで確認できる可能性があります。

ここがポイント
  • 世界的に技工士の高齢化・新規参入減少・賃金上昇という構造的課題が進行。
  • 収益性の高いラボは、高速機材への投資より運用自動化(デジタル受付・進捗可視化・早期QC)に投資する傾向。
  • 「AI CAD自動設計」等の具体的な言及は、参照できたページ範囲では確認できず。
  • 国内の状況と単純比較はできないが、運用効率化という視点は参考になりそうだ。
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