歯科技工士のための業界ニュース

歯科技工士・歯科技工所の経営者に向けて、制度改正・診療報酬・CAD/CAM・3Dプリンター・材料・AIまで、業界の重要な動きを毎日わかりやすく整理してお届けします。

2026年8月17日 8本
3Dプリンター 2026年8月17日

Pac-DentとAckurettaが新型3Dプリンターを発表 ― カプセル式「CrownPod」と高速機「SOL SE」

Pac-Dent社がレジン自動交換式のカプセル型3Dプリンター「CrownPod」(デモ機のみ、未発売)を、Ackuretta社が高速化した「SOL SE」(永久歯冠10分で造形)を発表。チェアサイド即日補綴の環境整備が進む。

材料・機器 2026年8月17日

クラレノリタケデンタル、北海道デンタルショーで「カタナ ジルコニア YML」新ラインナップを初出品

多層グラデーションジルコニア「カタナ ジルコニア」YMLシリーズの新ラインナップが、北海道デンタルショー2026で初出品される。ロングスパンブリッジでの高い適合精度と、機械的特性・透光性の両立が特徴。

歯科技工業界 2026年8月17日

日本口腔インプラント学会第56回大会、「歯科技工スタジアム」など若手技工士向けプログラムを実施

日本口腔インプラント学会第56回学術大会で、若手技工士の登竜門「歯科技工スタジアム」や専門歯科技工士教育講座、技工士セッションが予定されている。デジタルインプラント技工の最前線を学べる機会となる。

歯科技工業界 2026年8月17日

日本口腔インプラント学会、子育て中の歯科技工士向けに託児所・親子視聴ルームを設置

日本口腔インプラント学会の学術大会で、子育て中の歯科技工士・歯科医師が研修を継続できるよう、託児所と親子で参加できるサテライト視聴ルームが用意される。視聴ルームは9月19・20日、30家族定員で事前予約制。

歯科技工業界 2026年8月17日

「イボクラール・スマイルアワード2026」開催 ― IPS e.max使用症例の国際コンペティション

オールセラミックス材料「IPS e.max」を使った審美修復症例を競う国際コンペティション「イボクラール・スマイルアワード2026」がスタート。経験者向けの「Proven Masters」と、30歳未満向けの「Rising Talents」の2部門がある。

材料・機器 2026年8月17日

ジーシー、前歯部CAD/CAM冠用ブロック「セラスマート レイヤー」とキャラクタライズ材「セラスマート コート」

ジーシーの前歯部CAD/CAM冠用レジン材料「セラスマート レイヤー」と、表面滑沢キャラクタライズ材「セラスマート コート」が、ラボサイドでの色調再現ワークフローとして注目されている。なお保険適用に関する記載は公式製品ページでは確認できなかった。

海外Dental Lab関連 2026年8月17日

EviSmart「2026年グローバル歯科技工所業界レポート」― 勝ち残るラボは「速いミリング」より「運用自動化」

世界的な技工士不足とコスト上昇が進む中、EviSmart社のレポートは、収益性の高いラボは高速機材への投資よりも、デジタル受付やリアルタイム進捗管理といった運用自動化に投資している傾向があると指摘している。

3Dプリンター 2026年8月17日

Desktop Health社「SmileGuard」レジンがFDA認可取得 ― ナイトガードを院内で1時間造形

Desktop Health社のナイトガード・マウスガード用3Dプリントレジン「SmileGuard」が米FDAの510(k)クリアランスを取得。耐衝撃性に優れ、従来2〜3週間かかっていた製作期間を院内で約1時間に短縮できるとされる。

2026年8月16日 8本
3Dプリンター 2026年8月16日

SprintRay、セラミッククラウンの3DプリントでFDA認可取得 ― チェアサイド即日製作へ

米SprintRay社のセラミック含有クラウン材料がFDAの510(k)クリアランスを取得。同社の3Dプリンター「Midas」専用カプセルで、歯科医院内でのクラウン即日製作が可能になる。技工所への外注を代替しうる動きとして注目される。

材料・機器 2026年8月16日

松風歯科クラブが創設50周年 ― 記念イヤーの企画を展開

歯科材料メーカー松風が運営する会員組織「松風歯科クラブ」が、1976年の発足から2026年で50周年。著名臨床家による講演など、会員向けの記念企画が順次案内されている。

CAD/CAM・デジタル 2026年8月16日

Medit Link、2026年4月アップデート ― 症例管理の改善と外部シェード機器との連携

メディット社がクラウドプラットフォーム「Medit Link」をv3.4.10へ更新。症例管理画面の検索・フィルター機能が改善され、外部シェード測定機器との連携が追加された。

歯科技工業界 2026年8月16日

日本補綴歯科学会、CAD/CAMブリッジのシンポジウムを開催

第135回学術大会で「CAD/CAMブリッジの現状と展望」と題したシンポジウムを開催。3ユニットCAD/CAMブリッジに求められる機械的性質要件について、日本歯科理工学会との共同ガイドラインの考え方が共有される。

3Dプリンター 2026年8月16日

Formlabs「Form 4B」、オープンマテリアル対応で発表 ― 他社製レジンも使用可能に

米Formlabs社の歯科用フラッグシップ機の2026年モデルが、他社製レジンも使える「オープンマテリアルモード」を標準搭載。造形速度は毎時最大100mm、造形範囲は従来機比30%拡大した。

CAD/CAM・デジタル 2026年8月16日

無歯顎のデジタル総義歯、臨床採用が拡大 ― エビデンスの現在地

口腔内スキャナーとCADを組み合わせたデジタル総義歯は「従来法と同等以上の適合」と紹介されることが増えている。ただし決定的なエビデンスというより、採用が広がりつつある進行中のトレンドと捉えるのが実態に近い。

3Dプリンター 2026年8月16日

DGSHAPE、義歯用ジェッティング方式3Dプリンターを開発中 ― 2027年市場投入へ

ローランド ディー.ジー.の子会社DGSHAPEが、義歯床と人工歯を一体造形する次世代3Dプリンターを開発中。複数色・複数材料の同時出力によるモノリシック構造が特徴で、2027年の市場投入を目指す。

制度・行政 2026年8月16日

CAD/CAMブリッジが保険収載 ― 2026年6月から算定可能に

2026年6月1日、CAD/CAMブリッジが新たに保険収載された。高強度ファイバーを含む専用材料により歯質削除量を抑えられ、生活歯にも適応可能。技工現場のミリング加工需要を押し上げそうだ。

2026年8月15日 10本
歯科技工業界 2026年8月15日

養成校の定員割れ・閉校が相次ぐ ― 下関の専門学校が2026年に閉校へ

山口県内唯一の歯科技工士養成校が2026年に閉校する見通し。東京・大阪など一部を除き多くの養成校で定員割れが常態化しており、「なり手不足」が教育の入口にまで及んでいる。

歯科技工業界 2026年8月15日

第11回歯科技工士国家試験、合格率91.2%で発表

2026年2月15日に4都市で実施された第11回歯科技工士国家試験の合格発表があった。受験者792人に対し合格者722人、合格率は91.2%だった。

制度・行政 2026年8月15日

厚労省「歯科技工士の業務のあり方等に関する検討会」が継続審議

厚生労働省の検討会が継続開催中。歯科技工士の必要数の推計、技工所の質の担保、歯科技工を行う場所や業務範囲などが議題となっており、将来の需給や働き方の制度設計に直結する。

海外Dental Lab関連 2026年8月15日

海外委託をめぐる「再委託」問題 ― 歯科技工士法第18条との関係

補綴物の海外委託の割合は7.4%から3.1%へ低下傾向。一方で海外発注の約76.9%が海外技工所へ直接指示を出しており、歯科医師の直接指示を定めた歯科技工士法第18条に抵触しうる「再委託」の懸念が指摘されている。

歯科技工業界 2026年8月15日

技工士不足と高齢化が加速 ― 平均年齢49.3歳という現実

就業歯科技工士数は10年で約1,700人減少し、平均年齢は49.3歳。長時間労働の実態も明らかになっている。よく引用される「業務従事率25.4%」という数字の正しい読み方もあわせて解説する。

制度・行政 2026年8月15日

「歯科技工所番号」が新設 ― 指示書への記載が義務化しDXの土台に

厚生労働省が歯科技工士法施行規則の改正省令を公布。すべての歯科技工所に固有の識別番号を割り振り、歯科技工指示書への記載を義務化する。オンライン資格確認や電子指示書の基盤整備が狙い。

歯科技工業界 2026年8月15日

日本歯科技工学会、2026年学術大会を広島で開催へ

日本歯科技工学会の2026年学術大会は、10〜11月ごろ広島大学霞キャンパスで開催予定と報じられている。最新の技工技術やデジタル化の研究発表が集まる年次大会。

制度・行政 2026年8月15日

CAD/CAM冠、要件緩和で対象拡大(令和8年度改定)

2026年6月から、CAD/CAM冠の「咬合支持」要件が撤廃され、すべての大臼歯に適用可能に。光学印象の評価も100点から150点へ引き上げられ、デジタル化を後押しする改定となった。

制度・行政 2026年8月15日

歯科技工所ベースアップ支援料が新設 ― 1装置15点、翌年には30点へ

令和8年度診療報酬改定で、歯科技工士の賃金改善を目的とした新点数「歯科技工所ベースアップ支援料」が新設された。歯科医院が外部の技工所に委託した場合、1装置につき15点を算定できる。

AI×歯科技工 2026年8月15日

クラウン自動設計AI「AICAD™」が稼働 ― 和田精密歯研とデジタルプロセスが共同開発

国内初とされるクラウン自動設計システムが本格稼働。スキャンデータから隣在歯・対合歯の位置関係を解析し、熟練技工士のノウハウを反映した形状を自動生成する。設計時間の短縮と精度向上を両立したとしている。