海外の歯科3Dプリンターメーカー2社が新製品を発表しました。Pac-Dent社の「CrownPod」はレジンを自動で交換するカプセル方式が特徴で、Ackuretta社の「SOL SE」は既存機の速度を大幅に高めたモデルです。

Pac-Dent社の「CrownPod」は、チェアサイド向けのポッド式3Dプリンターで、最大の特徴は自動レジン交換機能です。異なるレジンポッドを順に切り替えられる仕組みで、「ミリングマシンのディスクチェンジャーのような」設計思想が採用されているとされています。ただし、現時点ではデモユニットのみの展示で、まだ販売前の段階です。正式な発売日や価格は未発表とのことなので、実際の導入はもう少し先になりそうです。

一方Ackuretta社の「SOL SE」は、既存の「SOL」プリンターの速度最適化版です。印刷速度は従来比40〜60%高速化し、歯科モデルは17分、永久歯冠は10分で完成するとされています。新たにヒーター機能が標準装備され温度管理が可能になった一方、解像度(XY方向49マイクロメートル)は据え置きです。200種類以上のサードパーティ製レジンに対応するオープンな設計も特徴です。

10分SOL SEでの永久歯冠の造形時間
40〜60%SOL比での速度向上(SOL SE)
200種類+SOL SEが対応するサードパーティ製レジン数
ここがポイント
  • CrownPod(Pac-Dent)はレジン自動交換式だが、現時点ではデモ機のみで未発売。
  • SOL SE(Ackuretta)は永久歯冠を10分で造形、従来比40〜60%高速化。
  • SOL SEは200種類以上のサードパーティ製レジンに対応するオープンな設計。
  • 海外製品のため、日本国内での取り扱い・薬事対応は別途確認が必要。
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